パーソナルトレーナーになるには、具体的にどうすればいいのでしょうか?
本記事では、現役パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)である筆者が、パーソナルトレーナーになる方法をシンプルな5ステップで解説しました。
さらに、パーソナルトレーナーとはそもそもどんな仕事内容か?また年収や資格についても解説しているので、参考にしてみてください。
未経験から最短でパーソナルトレーナーを目指すなら、「パーソナルトレーナー養成スクール」がおすすめです。
次のようなメリットがあります。
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パーソナルトレーナー養成スクールおすすめ5選では、16社から厳選したおすすめスクールや、失敗しない選び方を解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

パーソナルトレーナーとは?
パーソナルトレーナーとは、どのような仕事内容なのでしょうか?
- 定義
- 対象とする人
- 仕事内容
- 働く形態
についてそれぞれ解説していきます。
パーソナルトレーナーとは(定義)
パーソナルトレーナーとは、
個人の特性や目的・ライフスタイルに応じたトレーニングプログラムを作成し1対1で指導する指導者
引用:厚生労働省 e-ヘルスネット パーソナルトレーナー
のことです。
パーソナルトレーナーの特徴は、次の2つに分けられます。
- 個人の特性や目的に合わせた「オーダーメイド」のトレーニングプログラムを作成すること
- 「マンツーマン(1対1)」で指導すること
つまり、パーソナルトレーナーの「パーソナル」という言葉は、「オーダーメイド」のプログラムであり、「マンツーマン」の指導であるという意味を含んでいるといえます。
なので、特定のトレーニング・エクササイズプログラムを、複数の人に対して指導するフィットネスインストラクターは、パーソナルトレーナーとは区別されます。
パーソナルトレーナーが対象とする人
パーソナルトレーナーが対象とする人は、次のように多岐にわたります。
- 健康増進や体力づくりを目的とした人
- 減量や体型維持を目的とした人
- 怪我や疾病に対するリハビリテーションを目的とした人
- 運動競技選手
様々な目的に応じたトレーニングプログラムを作成し、指導するために、パーソナルトレーナーには幅広い知識が必要となります。
パーソナルトレーナーの仕事内容
パーソナルトレーナーの仕事内容は、主に次の5つに分けられます。
- 動機づけ:トレーニングでどのように変化できるのかをクライアントに適切に伝えて、目標を設定し、モチベーションを高めてもらう
- 評価:クライアントの現在の健康状態や体力レベルを評価して、目標との距離を明確にする
- 教育:目標達成に必要なことを教育する
- トレーニングの実施:安全で効果的なトレーニングを実施・指導する
- 情報の提供:クライアントが必要とする情報を提供する
トレーナープログラムを作成・指導するだけでなく、動機づけや教育など、クライアントが目標を達成するための総合的なサポートが仕事内容になります。
また、施設の運営・管理や緊急時の対応なども仕事内容に含まれます。
パーソナルトレーナーの働く形態
パーソナルトレーナーが働く形態は、主に次のとおりです。
- トレーニングする個人とトレーナーが直接契約
- パーソナルジムやフィットネスクラブに所属
- プロスポーツチームや社会人チームとトレーナーが直接契約
パーソナルトレーナーの専門性や、対象とする人によって、働く形態は変わります。
パーソナルトレーナーになるには
パーソナルトレーナーになるには、次の5ステップが必要です。
- 高卒資格または高卒認定を取得する
- CPR/AED認定を取得する
- 取得するパーソナルトレーナー資格を選ぶ
- 試験を受けて合格する
- パーソナルジムに就職する
それぞれ解説していきます。
ステップ①:高卒資格または高卒認定を取得する
まずは高卒資格または高卒認定を取得する必要があります。なぜなら、多くのパーソナルトレーナー資格の学歴要件は高卒以上だからです。
高卒資格は、高等学校に3年間通って、卒業すると得られる資格です。
高校認定は、高校を卒業してない人が、高等学校卒業程度認定試験に合格すると得られる資格です。「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」と認定されます。
ステップ②:CPR/AED認定を取得する
CPR/AED認定を取得する必要があります。なぜなら、ほとんどのパーソナルトレーナー仕事では、有効なCPR/AEDの認定が受験要件の1つになっているからです。
CPR/AED認定とは、心肺蘇生やAEDの使い方などを学んだことの証明として発行されるものです。
日本赤十字社や各消防署で、定期的に実施されている講習会に参加すれば、認定証を取得できます。
ステップ③取得するパーソナルトレーナー資格を選ぶ
あなたが取得したいパーソナルトレーナー資格を選びます。パーソナルトレーナー資格には多くの種類があります。
評判の高い有名な資格として、たとえば次のようなものがあります。
- NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
- NESTA-PFT(NESTA認定パーソナルトレーナー)
- JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)
パーソナルトレーナー資格のおすすめ種類一覧では、代表的なパーソナルトレーナー資格8種類の詳細や、おすすめ資格も紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

取得したいパーソナルトレーナー資格が決まれば、試験に向けて勉強をします。
ステップ④:資格試験を受けて合格する
パーソナルトレーナー資格の試験の準備ができたら、試験日を予約します。多くの場合、このときに試験費用を支払います。
ほとんどの資格試験はコンピューターベースの筆記試験で、実技試験はありません。試験時間や問題数、合格基準は、それぞれの資格によって違います。
ステップ⑤:パーソナルジムに就職する
パーソナルトレーナー資格を取得できたら、パーソナルジムやフィットネスクラブへの就職活動を開始します。
特定のパーソナルジムの採用ページから直接応募したり、求人情報サイトから見つけるのが一般的です。また、転職エージェントから紹介してもらう方法もあります。
パーソナルジムに就職できれば、パーソナルトレーナーとしてスタート地点に立てたことになります。
あとは経験と実績を積んでいきます。
実務経験を積んで実力がつけば、フリーランス(個人事業主)のパーソナルトレーナーとして独立したり、パーソナルジムを独立開業するという選択肢も出てきます。
未経験からパーソナルトレーナーになるなら、「パーソナルトレーナー養成スクール」に通うのが効率的です。
6か月以内にパーソナルトレーナー資格が取得できるうえに、手厚い就職サポートを受けることができます。
また、最前線で活躍する一流トレーナーから直接指導をしてもらえるので、即戦力として現場で通用するスキルも身につきます。
パーソナルトレーナー養成スクールおすすめ5選では、厳選したおすすめスクールや、スクールのメリット・デメリット、失敗しない選び方などを解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

パーソナルトレーナーになるにあたってよくある質問
パーソナルトレーナーになるにあたって、よくある質問にお答えします。
- パーソナルトレーナーの年収は?
- パーソナルトレーナー資格の難易度は高い?
- パーソナルトレーナー資格はいらないって本当?
パーソナルトレーナーの年収は?
パーソナルトレーナーの年収は、働き方によって大きく変わります。
正確な情報はないのですが、パーソナルジム正社員の平均年収は360~400万程度といわれています。
パーソナルジムと業務委託契約・フリーランス・独立開業といった働き方であれば、高年収を目指すことも可能です。
詳しくは、パーソナルトレーナーの年収で解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

パーソナルトレーナー資格の難易度は高い?
パーソナルトレーナー資格の難易度はそこまで高くありません。
未経験者であっても半年〜1年、場合によっては数ヶ月勉強すれば、パーソナルトレーナー資格を取得することができます。
パーソナルトレーナー資格の難易度は?では、それぞれの資格ごとの難易度や合格率を解説しているので、参考にしてみてください。

パーソナルトレーナー資格はいらないって本当?
たしかに、パーソナルトレーナー資格が無くても、パーソナルトレーナーを名乗ることはできます。
ただし、実際には、パーソナルトレーナー資格があった方が就職に断然有利ですし、現役で活躍するパーソナルトレーナーのほとんどは何らかの資格を持っています。
パーソナルトレーナー資格はいらない?では、資格の必要性の実態について詳しく解説しています。

まとめ:パーソナルトレーナーになるには
パーソナルトレーナーになるには、次の5ステップをクリアする必要があります。
- 高卒資格または高卒認定を取得する
- CPR/AED認定を取得する
- 取得するパーソナルトレーナー資格を選ぶ
- 試験を受けて合格する
- パーソナルジムに就職する
未経験からパーソナルトレーナーになるなら、パーソナルトレーナー養成スクールに通うのが効率的です。
パーソナルトレーナー養成スクールおすすめ5選では、厳選したおすすめスクールや、スクールのメリット・デメリット、失敗しない選び方などを解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

本記事は以上になります。
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