パーソナルトレーナーは何歳まで働けるのでしょうか?
もし年齢を重ねるとできなくなる職業だと、将来が不安ですよね。
本記事では、現役トレーナーである筆者が、パーソナルトレーナーが何歳まで働けるのかについて、具体的な事例も紹介しながら詳しく解説しました。
結論からいえば、年齢はそこまで気にしなくて大丈夫です。
これからパーソナルトレーナーを目指す方の参考になれば幸いです。
未経験から最短でパーソナルトレーナーを目指すなら、「パーソナルトレーナー養成スクール」がおすすめです。
次のようなメリットがあります。
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パーソナルトレーナー養成スクールおすすめ5選では、16社から厳選したおすすめスクールや、失敗しない選び方を解説しているので、合わせて参考にしてみてください。
パーソナルトレーナーは何歳まで働ける?
パーソナルトレーナーは何歳まで働けるのでしょうか?
結論からいえば、40代や50代でも現場でパーソナルトレーニングは行なえます。
ただし、60代に近づくと、現場に出るのは難しくなるかもしれません。とはいえ、現場に出れなくなってもマネージャーや経営者として長く働くことができます。
以下のポイントに沿って、詳しく解説していきます。
- 年齢を気にし過ぎる必要はない
- 年齢よりも実力が大事
- 年齢が高いことの強み
- 現場に出れなくなってもマネージャー・経営者として働ける
年齢を気にしすぎる必要はない
パーソナルトレーナーになるのに、年齢を気にしすぎる必要はありません。
実際、40代や50代からパーソナルトレーナースクールに通って、パーソナルトレーナーになる方もいるぐらいです。
大手パーソナルトレーナースクールの2ndPASSでは、40歳からトレーナーになって半年で店長になった事例が紹介されているので、参考にしてみてください。
また、少し珍しい例ですが、瀧島未香さんは日本最高齢のフィットネスインストラクターで91歳です(2022年現在)。(参考:ウィキペディア 瀧島未香)
このように40代や50代以降で、パーソナルとして活躍する人や、これから目指す人がいるので、年齢による将来性を理由に、パーソナルトレーナーを諦める必要はないといえます。
パーソナルトレーナーの将来性が不安な方は、パーソナルトレーナーに将来性はない?も合わせて参考にしてみてください。
また、様々な理由で、パーソナルトレーナーは「やめとけ」と言われることがあります。パーソナルトレーナーはやめとけ?では、その理由を詳しく解説したので、こちらも参考にしてみてください。
年齢よりも実力が重要
パーソナルトレーナーは、年齢よりも実力の方が圧倒的に大切です。
パーソナルトレーナーの実力とは、
- お客様の望み・なりたい姿を的確に理解して、
- 最適なトレーニングプログラムを作成し、
- わかりやすくトレーニングを指導して、
- お客様をゴールに導いて、満足してもらう
といった能力のことです。
お客様からはパーソナルトレーナーに高い料金を払います。トレーナーの年齢よりも、実力や実績があって、自分の目標を達成できることの方が大事なのは当然です。
年齢が高いことの強み
年齢が高いことはパーソナルトレーナーとして強みにもなります。
理由は次の2つです。
- 知識・経験が豊富
- 同年代の気持ちがわかる
年齢が高ければ、知識・経験はそれだけ豊富です。
たとえば、20代や30代からパーソナルトレーナーをやっていれば、40代・50代になったときには、かなりの専門知識と経験が積み上がっています。それだけ、お客様からの信頼性は高くなります。
また、専門知識だけでなく、人生経験も増えています。これはお客様とのコミュニケーションなどに活きてくるはずです。
筆者が20代でトレーナーをしていたときは、40代・50代で知識と経験が豊富な「すごい大先輩トレーナー」が何人もいました。
さらに、年齢が高ければ、同年代の気持ちがわかることも強みです。
シニア世代がパーソナルトトレーニングを受けることが多くなっています。若いトレーナーだと、シニア世代の気持ちはなかなかわからないことが多いです。
40代・50代のトレーナーの方が、シニア世代のお客様の気持ちに寄り添いやすいので、お客様から支持されやすいといえます。
現場に出れなくなってもマネージャー・経営者として働ける
40代・50代でも、パーソナルトレーナーとして現場に出ることはできますが、60代に近づくと体力的に難しくなるかもしれません。
ですが、現場でパーソナルトレーニングをするだけが、パーソナルトレーナーの仕事ではありません。
たとえば、パーソナルジム社員であれば、マネージャーとしてジム運営やトレーナー育成などに携わる道もあります。
また、自分でパーソナルジムを経営しているのであれば、現場から離れて、経営者として「ジムの運営・集客・人材の採用育成」などのマネジメント業に専念することもできます。
マネージャーや経営者は、どちらかといえば、これまでの経験と頭を使う仕事なので、現場に出れなくなっても、長く続けることが可能です。
さらに経営者になれば年収1,000万円超えも可能です。詳しくは、パーソナルトレーナーで年収1,000万円は可能?で解説しているので、参考にしてみてください。
パーソナルトレーナーとして何歳までも働くために
パーソナルトレーナーとして長く、何歳になっても働き続けるために何ができるでしょうか?
以下の4つが大切というのが筆者の考えです。
- パーソナルトレーナー資格は取得しておく
- 知識・スキルを学び続ける
- コミュニケーション能力を磨く
- 集客と経営スキルを高める
それぞれ解説していきます。
パーソナルトレーナー資格は取得しておく
基本的なことですが、パーソナルトレーナー資格は取得しておくべきです。
一度取得すれば、一生肩書として使うことができます。
お客様からみれば、トレーナーが資格を持っていると信頼材料の1つになるので、集客に役立ちます。また、転職するときにもパーソナルトレーナー資格を持っていると評価されやすいです。
多くのパーソナルトレーナー資格は18歳から取得することができます。
知識・スキルを学び続ける
知識・スキルは学び続けることが大切です。
トレーニングや栄養学は、一度勉強して終わりではありません。
次々と新しい研究が発表されているので、今までの常識が古くなることもあります。
なので、つねに新しい論文などを読んで、知識をアップデートし続けるのが大切です。
新しい知識を学ばずに、古い知識のままパーソナルトレーナーをやっていれば、時代遅れになりお客様に適切な指導ができなくなります。トレーナーとして長く続けていくことは難しいでしょう。
逆に、お客様から何か相談されたときに、
「最新の研究だと、◯◯という結果が出ているので、△△すると良いですよ」
といったアドバイスができれば、年齢に関係なく信頼されるトレーナーになれるでしょう。
コミュニケーション能力を磨く
トレーニングや栄養学の知識だけでは、稼げるトレーナーになれません。
パーソナルトレーニングは接客業です。専門知識と同じくくらいに、コミュニケーション能力も大切です。
たとえばお客様から、
- 「自分のことをわかってもらえている」
- 「専門的な説明がわかりやすい」
- 「話していて楽しい」
- 「安心感や信頼感がある」
このように思ってもらえるのが理想です。
とくに年齢を重ねるにつれて、経験が増えるので、コミュニケーションも高まることが期待されます。この点は、若手トレーナーとの差別化になります。
長くトレーナーを続けるために、コミュニケーション能力を磨き続けるのは大切です。
集客と経営スキルを高める
長くトレーナーを続けるために、集客と経営のスキルを高めるのは必須です。これが一番大切かもしれません。
パーソナルトレーナーとして独立や開業をするときに、最も難しいのは集客です。集客ができなければ、年齢に関係なく、パーソナルトレーナーとして長く続けていくことは難しいです。
パーソナルトレーナーとしては優秀でも、集客は苦手というトレーナーは多いです。
逆に、集客さえできれば、40代・50代になってもパーソナルトレーナーとして活躍できます。
また、経営者としてパーソナルジムを運営できるので、スタッフを採用して、自分は現場から離れることができます。年齢に関係なく、仕事を続けることができます。
もちろん集客だけでなく、パーソナルジムの運営や人材の採用・育成を含めた「経営スキル」を高めることが重要です。
まとめ:パーソナルトレーナーは何歳まで?の結論
パーソナルトレーナーは40代・50代になっても、現場でセッションを行うことは可能です。
また、パーソナルトレーナーは現場に出るだけでなく、マネージャーや経営者として、パーソナルジムの運営や人材の採用・育成などに携わることもできます。そうすれば、年齢に関係なく仕事を続けられます。
さらに、40代・50代からパーソナルトレーナースクールに通って、就職や独立をする方もいます。パーソナルトレーナーを目指すのに年齢を気にしすぎる必要はありません。
本記事は以上になります。
40代・50代からパーソナルトレーナーを目指すなら、「パーソナルトレーナー養成スクール」に通うのがおすすめです。
現役で活躍する一流トレーナーから直接指導が受けられて、最短で即戦力のパーソナルトレーナーを目指せます。また就職や独立のサポートまでしてもらえます。
パーソナルトレーナー養成スクールおすすめ5選では、厳選したおすすめスクールや、スクールのメリット・デメリットを紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
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