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パーソナルトレーナー資格の難易度は?【合格率や必要期間も紹介】

パーソナルトレーナー資格の難易度は?【資格別の合格率も紹介】

パーソナルトレーナー資格の難易度はどれくらいなのでしょうか?

もし資格取得までに長い期間がかかるのなら大変ですよね。ある程度は簡単に取れる資格はないのでしょうか

本記事では、パーソナルトレーナー有資格者(NSCA-CPT)である筆者が、パーソナルトレーナー資格の難易度について、資格ごとに詳しく解説をしています。

合格率や勉強期間の目安も紹介しているので、よければ参考にしてください。

未経験から最短でパーソナルトレーナーを目指すなら、「パーソナルトレーナー養成スクール」がおすすめです。

次のようなメリットがあります。

  • 社会人でも働きながら通える
  • パーソナルトレーナー資格が短期で取れる
  • 2~6か月で卒業できる
  • コスパが良い
  • 現役の一流トレーナーが直接指導
  • 就職率90%以上

パーソナルトレーナー養成スクールおすすめ5選では、16社から厳選したおすすめスクールや、失敗しない選び方を解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

目次

パーソナルトレーナー資格の難易度

パーソナルトレーナー資格の難易度は、基本的にそこまで高くはありません

実際、パーソナルトレーナー資格試験の合格率は50~70%ぐらいはあります。簡単に受かるわけではありませんが、しっかり勉強すれば、誰でも合格を目指すことはできます。

また、勉強に必要な時間もそこまで長くはありません

たとえば、国家資格なら種類によっては数年単位の勉強期間が必要になります。しかし、ほとんどのパーソナルトレーナー資格の場合、トレーニング未経験であっても1年以内、多くの場合は数ヶ月での取得が目指せます

以下では、代表的なパーソナルトレーナー資格6つの難易度・合格率をご紹介していきます。

  • NESTA-PFTの難易度・合格率
  • NSCA-CPTの難易度・合格率
  • NSCA-CSCSの難易度・合格率
  • JATI-ATIの難易度・合格率
  • NASM-CPTの難易度・合格率
  • JSPO-ATの難易度・合格率

NESTA-PFTの難易度・合格率

難易度普通
合格率50~60%
合格基準筆記125問中100問正解(8割以上)
試験時間2時間
勉強期間の目安1か月以上

NSTA-PFT(NESTA認定パーソナルトレーナー)の難易度はそこまで高くはありません。

1ヶ月ほどしっかり勉強すれば取得できるので、パーソナルトレーナー資格のなかでは比較的やさしい資格といえます。

公式データは公開されていませんが、例年の合格率は50~60%といわれています。

試験は筆記のみで2時間、125問中100問(8割以上)正解で合格となります。

難易度は高くないとはいえ、不合格になる人はそれなりにいるので、勉強せずに楽に合格できる資格ではありません。

とはいえ、しっかり勉強すれば、解けない問題が出ることはないので、誰でも合格することはできます。

NSCA-CPTの難易度・合格率

難易度やや難しい
合格率約65%(2020年度は75%)
合格基準筆記 140問中98問正解(※7割以上)
試験時間3時間
勉強期間の目安3~6か月
※正確には、NSCAが統計的に算出するスコアで70以上

NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)の難易度は、標準的な難しさです。簡単ではありませんが、しっかり勉強すれば合格は十分に狙える資格です。

NSCAジャパンによれば、合格率は約65%です。(2020年度の合格率は75%)

100人が試験を受ければ、約35名は不合格になるということなので、それなりに難しい試験であることがわかります。(参考:NSCAジャパン 公式サイト

勉強期間は、集中して勉強すれば早くて3か月、標準的な早さだと6か月ぐらいが目安です。

せいじ

筆者はトレーナー系専門学校を卒業しており、ある程度は基礎知識があったので、NSCA-CPTを2か月程度で取得しました。

NSCA-CSCSの難易度・合格率

難易度難しい
合格率約50%(2020年度は63.4%)
合格基準筆記
基礎:80問中56問正解(※7割以上)
応用:110問中77問正解(※7割以上)
試験時間基礎:1時間30分
応用:2時間30分
勉強期間の目安6か月〜1年
※正確には、NSCAが統計的に算出するスコアで70以上

NSCA-CSCS(NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)は、パーソナルトレーナー資格のなかでは最も難易度の高い資格の1つです。

NSCAジャパンによれば、合格率は基礎と応用を合わせて約50%です。(2020年度の合格率は63.4%)

半分近くの人は不合格になるので、かなり何度の高い試験であることがわかります。(参考:NSCAジャパン 公式サイト

勉強期間は、すでに持っている知識や経験にもよりますが、6か月〜1年ぐらいが目安です。

JATI-ATIの難易度・合格率

難易度やや難しい
合格率約50〜90%
合格基準筆記(合格基準は公表なし)
一般科目90問
専門科目90問
試験時間一般科目90分
専門科目90分
勉強期間の目安2~3か月

JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)の難易度は、標準的な難しさといえます。

JATI公式サイトによれば、合格率は約50~90%とバラつきがあります。(参考:JATI 公式サイト

なぜかというと、JATI-ATI試験は「一般対象」と「養成校・養成機関対象」の2つがあり、それぞれで合格率にバラつきがあるからです。

「一般対象」は、JATIの講習会を受けて、受験資格を満たしてから、試験を受ける人たちのことです。講習会できっちり勉強してくることもあり、一般対象の合格率は約80~90%という高い水準になっています。

一方で、「養成校・養成機関対象」というのは、大学や専門学校を卒業することで受験資格を満たした人たちのことで、JATIの講習会などは免除されています。養成校・養成機関対象の合格率は約50~60%と低い水準になっています。

おそらく、学生が勉強不足のまま受験するので、合格率が下がっているのだと思われます。

以上のとおり、一般対象としてJATIの講習会を受けて、きっちり勉強すれば、合格は難しくない資格です。

勉強期間は、2~3か月が目安です。

NASM-CPTの難易度・合格率

難易度難しい
合格率公表なし
合格基準100問中70問正解
試験時間2時間
勉強期間の目安3~6か月

NASM-CPT(NASM認定パーソナルトレーナー)の難易度は、それなりに高いです。

合格率は公表されていませんが、NASM-CPTは、NESTA-PFTやNSCA-CPTよりも難易度が高い資格として認知されています。

勉強期間は、すでに持っている知識や経験にもよりますが、3~6か月ぐらいが目安です。

JSPO-ATの難易度・合格率

難易度かなり難しい
合格率約20~30%
合格基準理論と実技試験の両方に合格(基準は公表なし)
試験時間公表なし
勉強期間の目安1年以上

JSPO-AT(日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー)は、パーソナルトレーナー資格ではないのですが、トレーナー系資格としては難易度が最も高いです。

合格率は約20~30%とも言われており、合格できるのはほんの一握りです。

せいじ

筆者は、トレーナー系専門学校卒業後にJSPO-ATの理論試験に合格した経験があるのですが、当時、大阪にはトレーナー系専門学校4校ぐらいあって、合計100名以上は受験したと思いますが、合格者は5名以下でした。

また、そもそも受験資格を得るには、養成校を卒業するか、JSPOから推薦を受けて、合計750時間の講習会を修了する必要があるので、受験資格を得るだけでも難しいです。

勉強期間は、少なくとも1年以上は必要で、人によっては2年や3年かけて取得する資格です。

パーソナルトレーナー資格の難易度に関するよくある質問

ここでは、パーソナルトレーナー資格の難易度について、よくある質問にお答えします。

  • 専門学生や体育大学を出ていなくてもパーソナルトレーナー資格に合格できるか?
  • パーソナルトレーナー資格は難易度で選ぶべきか?
  • どうすればパーソナルトレーナー資格に簡単に合格できる?

専門学生や体育大学を出ていなくてもパーソナルトレーナー資格に合格できるか?

専門学校や体育大学を出ていなくても、パーソナルトレーナー資格に合計することは十分に可能です。

資格試験には、公式テキストがあって、試験はその範囲から出題されます。なので、公式テキストに沿って勉強すれば、ある程度の時間はかかるかもしれませんが、誰でも試験に合計することができます。

ただし、試験には実際のトレーニング・エクササイズに関する問題も出題されます。専門学校や体育大学を卒業している必要はありませんが、自分で実際にトレーニング・エクササイズを経験していることは必須です。

1点注意が必要なのは、専門学校や大学を出ていないと、資格要件を満たせない(または満たすのが難しい)ことがあることです。

たとえば、NSCA-CSCSは大学を卒業していないと受験できません。また、JSPO-ATは養成校(専門学校または大学)を卒業しているか、JSPOからの推薦が必要なので、資格要件を満たすのが難しいです。

パーソナルトレーナー資格は難易度で選ぶべきか?

結論からいえば、パーソナルトレーナー資格を難易度の高さで比べてもあまり意味はありません

難易度が高ければ良い、低ければ良くない、といった単純なものではありません。

難易度ではなく、自分がどのようなパーソナルトレーナーになりたいのか、どれくらい資格試験の勉強に時間をかけられるのか、といったことを踏まえてパーソナルトレーナー資格を選ぶのが大切です。

さらにいえば、パーソナルトレーナー資格は持っていないと不利になりますが、持っているからといってパーソナルトレーナーとして活躍できるわけではありません。

実際のパーソナルトレーナーとして必要な知識・スキルのうち、パーソナルトレーナー資格で学べるのは1~2割程度です。パーソナルトレーナー資格とは、パーソナルトレーナーになるためのスタート地点という位置づけなのです。

なので、資格の難易度の高さよりも、資格を取得したあとにどのような経験が積めるかの方が、パーソナルトレーナーとして活躍するためには大切になります。

なお、パーソナルトレーナー資格の必要性については、パーソナルトレーナー資格はいらない?で解説しているので、参考にしてみてください。

どうすればパーソナルトレーナー資格に簡単に合格できる?

パーソナルトレーナー資格になるべく簡単に合格する近道は、プロから指導を受けることです。

選択肢の1つとしておすすめなのは、「パーソナルトレーナー養成スクール」に通うことです。

パーソナルトレーナー養成スクールなら、短期での資格取得が目指せます

また、一流の講師から直接指導が受けられるので実践スキルも身につき、就職・独立までサポートしてもらえます

つまり、未経験の方が最短で即戦力のパーソナルトレーナーを目指るということです。

資格を取得したあとに、パーソナルジムへの就職や独立も視野に入れているなら、パーソナルトレーナー養成スクールはおすすめです。

パーソナルトレーナー養成スクールおすすめ5選では、厳選したおすすめのスクールを紹介しているので、よければ参考にしてください。

スクールではなく、独学で資格を取得したい方は、パーソナルトレーナー資格は独学でとれる?を参考にしてみてください。

それと、よく質問されるのですが、ユーキャンでパーソナルトレーナー資格はとれないのでご注意ください。

パーソナルトレーナー資格は難易度で選ぶべきではない

パーソナルトレーナー資格は、難易度の高さで比べても意味がありません。自分の目的に合った資格を選ぶことが大切です。

ここでは難易度に関係なく、おすすめのパーソナルトレーナー資格をご紹介します。

各種パーソナルトレーナー資格の詳しい説明については、パーソナルトレーナー資格のおすすめ種類一覧で解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

おすすめはNSCA-CPT

結論からいえば、これからパーソナルトレーナーを目指すならおすすめはNSCA-CPTです。

業界での認知度が高く、受験要件も厳しくないからです。講習会を受けたりする必要がなく、勉強すればすぐに受験することができます。

NESTA-PFTも悪くはありませんが、NSCA-CPTよりややや簡単に取れると認識されている資格です。

実際、NESTA-PFTを取得したあとに、NSCA-CPTを取得する人も多いので、それならはじめからNSCA-CPT取得を目指した方が効率は良いというのが筆者の考えです。

JATI-ATIは、NSCA-CPTと並んで、認知度の高い資格です。取得できるならおすすめの資格ではありますが、講習会を受講したりしないといけないため、NSCA-CPTよりも時間がかかってしまうデメリットがあります。

大卒ならNSCA-CSCSを目指すのもおすすめ

もしあなたが大卒で、指導対象をアスリートにまで広げたいと考えているなら、NSCA-CPTを取得したあとに、NSCA-CSCSを取得するのもおすすめです。

実際、NSCA-CPTを取得したあとに、NSCA-CSCSを取得するトレーナーは多いです。

一方で、先ほど紹介したJSPO-ATは、パーソナルトレーナーとして活躍するために、絶対に必要というわけではありません。受験要件も厳しいので、無理して目指す必要はありません。

NASM-CPTも、NSCA-CPTを取得したとに、さらに知識を深める目的で、受験してみるのは良いかもしれません。もしくは、最初からNASM-CPTの取得を目指すのもありです。NSCA-CPTよりも、さらに難易度は高い資格と認識されているので、就職などで多少有利になるかもしれません。

まとめ:パーソナルトレーナー資格の難易度は高くはない

本記事の内容のまとめです。

パーソナルトレーナー資格の難易度は、基本的に高くはありません。合格率は平均すると50~70%程度です。

勉強期間の目安も、多くの場合は数ヶ月程度です。

パーソナルトレーナー資格は、難易度で比べてもあまり意味はありません。あなたの目的に合った資格を取得することが大切です。

そのうえで、おすすめの資格はNSCA-CPTです。また、大卒で、指導対象をアスリートにまで広げたいならNSCA-CSCSの取得も視野にいれるのはおすすめです。

パーソナルトレーナー資格をなるべく簡単に取得するなら、「パーソナルトレーナー養成スクール」はおすすめの選択肢の1つです。

本記事は以上になります。

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