パーソナルトレーナーに関係する資格はたくさんの種類があるけど、どれがいいのでしょうか?
せっかく資格をとるなら、評価の低い資格を選んで失敗したくはありません。
本記事では、パーソナルトレーナー有資格者(NSCA-CPT)である筆者が、実際に業界内で評価されるおすすめパーソナルトレーナー資格をご紹介します。
また、信頼できる団体が発行するパーソナルトレーナー資格のおすすめ8選(一覧)も掲載しているので、あなたに合う資格を見つけてみてください。
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次のようなメリットがあります。
- 社会人でも働きながら通える
- パーソナルトレーナー資格が短期で取れる
- 2~6か月で卒業できる
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パーソナルトレーナー養成スクールおすすめ5選では、16社から厳選したおすすめスクールや、失敗しない選び方を解説しているので、合わせて参考にしてみてください。
パーソナルトレーナー資格はどれがいい?
結論からいうと、最もおすすめなパーソナルトレーナー資格は「NESTA認定パーソナルトレーナー(NESTA-PFT)」と「NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)」の2つです。
おすすめの理由は次の3つです。
- 日本で認知度・評価が高い
- 学歴要件が厳しくない
- 料金が高くない
それぞれ解説していきます。
理由①:日本で認知度・評価が高い
NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)とNSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)は、国際的に有名な団体で、以下のように、多くのメンバーが様々な国で活躍しています。
- NESTA:75,000名を超えるメンバーが、80ヶ国で活躍
- NSCA:55,000名を超えるメンバーが、78ヶ国で活躍
NESTA-PFTとNSCA-CPTは、日本で認知度・評価が高く、パーソナルトレーナー資格のなかでは定番中の定番です。
実際、パーソナルトレーナーとして活躍されている方で、NESTA-PFTとNSCA-CPTの保有者はかなり多いです。
筆者はNSCA-CPTを持っていますが、パーソナルトレーナーとして活動するうえで基本的に困ることはありません。また、筆者の知り合いはNESTA-PFTを持ちながら、パーソナルジムを経営しています。
どちらかの資格を取っておけば、他の資格が必要になることはありません。
(ただし、指導対象をアスリートに広げたい場合は、NSCA-CSCSなどの資格を検討してよいかもしれません)
パーソナルトレーナーになるなら、NESTA-PFTかNSCA-CPTを取得しておけば「間違いない」といえます。
理由②:学歴要件が厳しくない
NESTA-PFTとNSCA-CPTがおすすめの2つ目の理由は、「学歴要件が厳しくない」ことです。
NESTA-PFTの学歴要件は「満18歳以上で、高等学校卒業以上またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者」です。(NESTA認定カリキュラムを修了すれば)中卒でも受験できるので、実質的にほぼ誰でも受験が可能といえます。
また、NSCA-CPTの学歴要件は「高等学校卒業者(満18歳以上)」なので学歴要件は低めです。
他の資格の場合、たとえば次のような学歴要件が必要です。
- NSCA-CSCSの学歴要件は「大学卒業以上」
- 健康運動指導士の学歴要件は「大学や専門学校を卒業」(例外あり)
- JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)は「短大・専門学校卒業以上、または高校を卒業し、3年以上の運動指導経験がある者」
このように他の資格と比べて、NESTA-PFTとNSCA-CPTは学歴要件が厳しくないので、ほぼ誰でも受験ができるというメリットがあります。
理由③:料金が高くない
NESTA-PFTとNSCA-CPTがおすすめの3つ目の理由は、「料金が高くない」ことです。
NESTA-PFTの受験費用(テキスト込)は72,500円(税込)で、WEB講座を含めて合計118,250円(税込)です。(※未経験者の場合、NESTA認定の講座や養成コースの修了が必要)
(ただし、NESTA認定のパーソナルトレーナースクールに通えば、資格取得に必要な費用は、すべてスクール料金に含まれるので、かなりコスパが良いです。)
NSCA-CPTの受験費用(テキスト込)は合計80,980円(税込)です。
一方で、他のパーソナルトレーナー資格の費用は、次のとおりです。
- NSCA-CSCS 120,170円(テキスト込み)
- 健康運動指導士 171,469円〜
- JATI-ATI 170,940円(テキスト込み)
上記に比べて、NESTA-PFTやNSCA-CPTは比較的安い費用で取得できます。
補足:取得できるなら他のパーソナルトレーナー資格でも良い
誤解がないようにお伝えしておくと、本記事では認知度・学歴要件の低さ・費用の観点からNESTA-PFTとNSCA-CPTをおすすめしていますが、取得できるなら他のパーソナルトレーナー資格でも問題はありません。
実際のところ、トレーニング指導の現場に出てしまえば、どの資格を持っているかはあまり関係ありません。
資格はパーソナルトレーナーとして、スタート地点に立つために最低限必要なものという位置づけです。現場に出てからは、資格よりも実力と実績が大切になります。
なので、NESTA-PFTやNSCA-CPT以外の資格でも、信頼できる団体が発行していて、認知度の高い資格であれば、パーソナルトレーナーとして活動するには十分です。
他にどんなパーソナルトレーナー資格があるのかは、以下でご紹介します。
パーソナルトレーナー資格おすすめ8選(一覧)
日本で認知度が高く、信頼性の高い団体が発行しているパーソナルトレーナー関連の資格は、主に8つあります。
そのなかで、パーソナルトレーナーに直接関連する資格が次の6つです。
- NESTA-PFT(NESTA認定パーソナルトレーナー)
- NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
- NSCA-CSCS(NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
- JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者)
- 健康運動指導士/健康運動実践指導者
- NASM-CPT(NASM認定パーソナルトレーナー)
また、パーソナルトレーナー資格ではないのですが、パーソナルトレーナーとの関係性が高いアスレチックトレーナー資格が次の2つです。
- JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナー)
- BOT-ATC(米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナー)
他にも、ACSM、ACE、ISSAなどのトレーナー資格があるのですが、日本でこれらの資格を取得する人は少ないので、ここでは紹介を割愛します。
それぞれの資格の概要をご紹介していきます。
①NESTA-PFT(NESTA認定パーソナルトレーナー)
NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)はアメリカ・カリフォルニア州に本拠地を置くパーソナルフィットネストレーナーの資格認定団体です。21年現在で75,000名を超えるメンバーとパーソナルトレーナーが、80ヶ国で活躍しています。
NESTA-PFTは、体に関する幅広い知識・トレーニング全般に関する偏りのない知識・コミュニケーション対応力・ビジネススキルをバランスよく身につけられる資格です。
信頼性の高いパーソナルトレーナー資格として、NCCA(全米資格認定委員会)からの承認も受けています。
日本での認知度も高く、もっともおすすめなパーソナルトレーナー資格の1つです。
資格情報 | |
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難易度 | 普通 |
費用 | 合計 72,500円(税込): 教材費 13,600円 事前講習受講料 15,000円 認定資格受験料 7,500円 受験登録・合格後資格登録料 36,400円 (※未経験は上記に加えて、講座受講費用38,500円〜が必要) |
要件 | ・NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)からPFTテキストを購入済みである ・CPR・AEDの技能を習得・保持している ・日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者 ・満18歳以上で、高等学校卒業以上またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者 および次の4つのうち、1つに該当 ① 1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験 ② 1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験 ③ 体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業 ④ NESTAの認定する養成講座、養成コース(認定校・認定アカデミー含む)の修了者 |
②NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)はアメリカ・コロラド州に本拠地を置く、ストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な教育団体です。21年現在で55,000名を超える資格認定者が、78ヶ国で活躍しています。
NSCA-CPTは、健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。
国際的に最も信頼性の高いパーソナルトレーナー資格として、1996年にNCCA(全米資格認定委員会)から承認を受けています。
パーソナルトレーナー資格のなかでは認知度が高くおすすめの資格です。
資格情報 | |
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難易度 | やや難しい |
費用 | 合計 59,200円(税込): 受験料 46,000円 会員費用 13,200円 その他: 教科書 11,880円(税込) 問題集セット 9,900円(税込) |
要件 | ・NSCAジャパン会員である ・満18歳以上 ・高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者 ・有効なCPR/AEDの認定者 |
③NSCA-CSCS(NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
NSCA-CPTと同じく、NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)による資格です。
NSCA-CSCSは、傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的として、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。
指導対象は主にアスリートやスポーツチームです。一般の方への指導であれば、NESTA-PFTやNSCA-CPTがあれば十分ですが、指導対象をアスリートへと広げたい方にはおすすめの資格です。
資格情報 | |
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難易度 | 難しい |
費用 | 合計 97,400円(税込): 受験料 50,200円 1セクション 34,000円 会員費用 13,200円 その他: 教科書 11,880円(税込) 問題集セット 10,890円(税込) |
要件 | ・NSCAジャパン会員である ・学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者 ・有効なCPR/AEDの認定者 |
④JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者)
JATI(日本トレーニング指導者協会)は、競技力向上や健康づくりなど、さまざまな現場でトレーニング指導に携わる者たちが、相互研鑽を通じて専門性を高めて、社会貢献を目指して集う組織です。2006年に発足しました。
JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)は、対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムを作成・指導するために必要な知識を習得した人材を認定する資格です。スポーツ選手や一般人を対象としたトレーニング指導の専門家として活動するための基礎資格として位置づけられます。
また、JATI認定資格は、上級トレーニング指導者(JATI-AATI)、特別上級トレーニング指導者(JATI-SATI)といった上位の資格を目指せるのも特徴です。
JATI-ATIは比較的新しい資格ですが、最近では取得しているパーソナルトレーナーが増えてきたように思います。NESTAやNSCAと同じように、広く認知されている資格といえます。
資格情報 | |
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難易度 | やや難しい |
費用 | 合計 159,500円(税込): 講習会受講料(一般科目) 55,000円 講習会受講料(専門科目)60,500円 (*講習会は免除措置あり) 受験料 33,000円 会員費 11,000円 その他: 教科書(理論・実践・実技の3種) 各3,080円(税込) 模擬問題集 2,200円(税込) |
要件 | ・JATI個人正会員である ・養成講習会を受講済み(学歴または経歴要件あり) ・自己学習課題(ワークノート)の提出済み |
⑤健康運動指導士/健康運動実践指導者
健康運動指導士/健康運動実践指導者とは、健康・体力づくり事業財団が認定する資格です。厚生大臣の認定事業として、生涯を通じた国民の健康づくりに寄与する目的で創設されました。
健康運動指導士は、保健医療関係者と連携しつつ安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成及び実践指導計画の調整等を行う者のことです。
健康運動実践指導者は、医学的基礎知識、運動生理学の知識、健康づくりのための運動指導の知識・技能等を持ち、健康づくりを目的として作成された運動プログラムに基づいて実践指導を行うことができる者のことです。
パーソナルトレーナーとして活動するなら、運動プログラム作成ができる「健康運動指導士」の方を取得するのが良いでしょう。
「健康運動実践指導者」は、作成された運動プログラムに基づいて指導を行う資格なので、運動プログラムの作成ができる他の資格と合わせて持つことをおすすめします。
筆者は、健康運動実践指導者を持っていますが、NSCA-CPTと合わせて持つことで、より健康に詳しいトレーナーとして、他のトレーナーとの差別化になっていると思います。
資格情報(健康運動指導士) | |
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難易度 | やや難しい |
費用 | 合計:171,469〜326,569円(税込) 養成講習会費用 133,650〜288,750円 受験料 13,619円 登録料 24,200円 |
要件 | ・養成講習会の修了 (学歴および資格要件: 4年生体育大学卒業者、医療系の資格を持つ大学卒業者 または医師、保健師、管理栄養士 または特定の運動指導資格保有者 または健康運動指導士養成校の修了者) ・または養成校の修了 |
資格情報(健康運動実践指導者) | |
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難易度 | 普通 |
費用 | 合計 175,057円(税込): 養成講習会費用 137,238円 受験料 13,619円 登録料 24,200円 |
要件 | ・養成講習会の修了 (学歴および資格要件: 体育系短期大学、体育専修学校卒業者 または3年以上の運動指導経験 または運動指導、保健医療、学校教育に関する資格保有者) ・または養成校の修了 |
参考:健康・体力づくり事業財団 健康運動指導士 健康運動実践指導者
⑥NASM-CPT(NASM認定パーソナルトレーナー)
NASM (全米スポーツ医学アカデミー)は、アメリカ・アリゾナ州に拠点を置くパーソナルトレーナーの教育団体です。これまでに140万名がNASMの教育プログラムを受講し、100ヶ国以上でNASMトレーナーが活躍しています。世界最大のトレーナー団体です。
NASM認定パーソナルトレーナー(NASM-CPT)は、科学的根拠に基づいたプログラムで、NASM独自の最適性能トレーニング(OPDモデル)を身につけることができる資格です。OPDモデルは、安定性・筋力・パワーの3つのレベルで構成され、クライアントの各フェーズに合わせたトレーニングを提供することが可能になります。
NASMのプログラムは、ノースカロライナ大学チャペルヒル校のNASM研究所によってサポートされている包括的な科学研究によって開発されています。NCCA(国家認証機関委員会)からの認定も受けている最高水準の資格です。
パーソナルトレーナー資格のなかでは、もっとも難易度の高い資格の1つです。パーソナルトレーナーとして活躍するために、本資格が必ず必要というわけではありませんが、より高い知識・スキルの証明として取得するのもよいでしょう。
資格情報 | |
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難易度 | 難しい |
費用 | 合計 41,800円(税込): 教材・初回受験費用 41,800円 |
要件 | ・18歳以上 ・高等学校卒業以上 |
参考:NASM(全米スポーツ医学アカデミー) NASM認定パーソナルトレーナー
国内のパーソナルトレーナースクールでは、ASPトレーナースクールが唯一、NASM-CPTの取得サポートをしているので、興味のある方はASPトレーナースクールの評判・口コミを参考にしてみてください。
⑦JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)とは、JSPO公認スポーツドクター及び公認コーチとの緊密な協力のもとに、
- スポーツ活動中の外傷・障害予防
- コンディショニングやリコンディショニング
- 安全と健康管理
- 医療資格者へ引き継ぐまでの救急対応
という4つの役割に関する知識と実践する能力を活用し、スポーツをする人の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援する者のことです。
厳密にいえばパーソナルトレーナー資格ではありませんが、JSPO-ATを持ちながら、パーソナルトレーナーとして活動しているトレーナーもいます。
ケガや障害を抱えている人へのトレーニング指導で、アスレティックトレーナーはより強みを発揮します。
本資格が無くても、パーソナルトレーナーとして活動することはできますが、トップアスリートを対象に、スポーツ外傷・障害の予防やリコンディショニングを含めて、指導できるようになりたい方は、目指す価値のある資格です。
ちなみに筆者は、学生時代にJSPO-ATの理論試験に合格し、卒業後はアスレティックトレーナーとして仕事をしていました。スポーツ外傷・障害を持ったアスリートへのトレーニング指導経験は、一般の方へ指導するときにも役立っています。
資格情報 | |
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難易度 | とても難しい |
費用 | 合計 114,600円(税込): 講習会費用(共通科目) 22,000円 共通科目のリファレンスブック 3,300円 講習会費用(専門科目) 66,000円 (*JSPO承認の大学・専門学校卒業者は講習会は必要なし) 資格登録料 20,000円 初回登録手数料 3,300円 |
要件 | ・講習会修了者 (受講条件あり:JSPOおよび関連団体からの推薦者など) ・またはJSPO承認の大学・専門学校卒業者 |
参考:JSPO(日本スポーツ協会) アスレティックトレーナー
⑧BOT-ATC(米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナー)
米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナー(BOC-ATC)とは、米国の教育訓練、州法、条例などに基づき、医師の指示または協力を得ながら治療またはサービスを提供する医療従事者のことです。
米国では、アスレチックトレーナーは医療資格者として認知されています。次の5つの職業領域について教育を受けて、現場で実践するプロフェッショナルです。
- 傷害・疾病の予防と健康の促進
- 検査、評価、診断
- 応急処置と救急処置
- 治療的介入
- 医療管理と職務上の責任
日本でパーソナルトレーナーとして活動するために、BOT-ATCは必要ありませんが、米国でBOT-ATCを取得したあとに、日本でパーソナルトレーナーとして活動するトレーナーもいます。
資格取得のためには米国大学院の卒業が必要です。アメリカで最先端のスポーツ医科学を学びたい方が目指す資格です。
資格情報 | |
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難易度 | とても難しい |
費用 | 数百万円(大学院学費、留学先での生活費など) |
要件 | CAATE(アスレティックトレーニング教育認定委員会)認定の大学院卒業者 |
参考: JATO(ジャパン・アスレティックトレーナーズ機構) BOC-ATCとは
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パーソナルトレーナー資格に関するよくある質問
パーソナルトレーナー資格に関するよくある質問にお答えします。
- パーソナルトレーナー資格に国家資格はあるのか?
- パーソナルトレーナー資格の難易度は?
- パーソナルトレーナー資格はユーキャンで取れる?
- パーソナルトレーナー資格は独学で取れる?
- パーソナルトレーナー資格にかかる費用は?
- パーソナルトレーナー資格はいらない?
Q パーソナルトレーナー資格に国家資格はあるのか?
パーソナルトレーナー資格に国家資格はありません。
強いていえば、パーソナルトレーナーと関連する国家資格に「柔道整復師」や「理学療法士」があります。どちらとも人体の専門家として、解剖学や生理学などを学ぶので、パーソナルトレーナーとは相性の良い資格といえます。実際、柔道整復師や理学療法士の資格を持ちながら、パーソナルトレーナーとして活躍する人は少なくないです。
Q パーソナルトレーナー資格の難易度は?
パーソナルトレーナー資格の難易度はそこまで高くありません。
パーソナルトレーナー資格の合格率は50~70%程度はあります。
トレーニング未経験者であっても、しっかり勉強すれば1年以内、うまくいけば数ヶ月で資格取得が目指せます。
パーソナルトレーナー資格の難易度は?では、資格別の難易度を詳しく解説しています。
Q パーソナルトレーナー資格はユーキャンで取れる?
パーソナルトレーナー資格はユーキャンでは取得できません。
ユーキャンでスポーツに関連する講座は2つあるのですが、どちらともパーソナルトレーナー資格の講座ではありません。
詳しくはパーソナルトレーナー資格はユーキャンでとれる?で解説しています。
Q パーソナルトレーナー資格は独学で取れる?
パーソナルトレーナー資格は独学でも取得できます。
ただし、独学だと時間がかかりすぎるデメリットがあります。
パーソナルトレーナー資格は独学でとれる?では、独学のメリット・デメリットや、独学方法について詳しく解説しています。
Q パーソナルトレーナー資格に必要な予算は?
パーソナルトレーナー資格の取得に必要な予算は10~15万円前後が目安です。
資格によって必要な予算には差があり、安いものだと約4万円、高いものだと約17万円のものもあります。
パーソナルトレーナー資格にかかる費用では、資格別の費用を詳しく解説しています。
Q パーソナルトレーナー資格はいらない?
パーソナルトレーナーには国家資格(免許)がないので、形式的には資格がなくてもパーソナルトレーナーにはなれます。
ただし、現実的にパーソナルトレーナー資格は不可欠といえます。とくに未経験者は、パーソナルトレーナー資格がないと就職が難しい可能性が高いです。
実際、現役で活躍するパーソナルトレーナーのほとんどは、何らかのパーソナルトレーナー資格を持っています。
パーソナルトレーナー資格はいらない?では、資格の必要性について詳しく解説しています。
Q パーソナルトレーナー資格はオンライン・通信講座でとれる?
パーソナルトレーナー資格がとれるオンライン・通信の講座はあります。
「資格認定団体が公式に提供する通信コース」や「パーソナルトレーナースクールのオンラインコース」があります。
パーソナルトレーナー資格がとれるオンライン・通信講座では、通信講座のメリット・デメリットや、おすすめのオンライン・通信講座について詳しく解説しています。
Q パーソナルトレーナー資格は短期でとれる?
パーソナルトレーナー資格は、パーソナルトレーナースクールに通えば、未経験者でも最短2か月で取得できます。
独学で取得する場合は、6か月〜1年ぐらいが目安です。
パーソナルトレーナー資格を短期で取る方法では、短期で取りやすいパーソナルトレーナー資格や、おすすめのパーソナルトレーナースクールを紹介しています。
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まとめ:パーソナルトレーナー資格はどれがいい?おすすめ8選一覧
パーソナルトレーナー資格でもっともおすすめなのは「NESTA認定パーソナルトレーナー(NESTA-PFT)」か「NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)」です。
理由は次の3つです。
- 日本で最も認知度・評価が高い
- 学歴要件が厳しくない
- 費用が高くない
日本で認知度が高く、信頼性の高い団体が発行しているパーソナルトレーナー関連資格は、次の8種類です。
- NESTA認定パーソナルトレーナー(NESTA-PFT)
- NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
- NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS)
- JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)
- 健康運動指導士/健康運動実践指導者
- NASM認定パーソナルトレーナー(NASM-CPT)
- 日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナー(JSPO-AT)
- 米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナー(BOT-ATC)
資格を取得するなら、パーソナルトレーナー養成スクールに通うのがおすすめです。
パーソナルトレーナー資格関連では、他に以下の記事があります。
パーソナルトレーナーに関係する栄養資格では、栄養・食事に関連する資格を紹介しています。
パーソナルトレーナーのための勉強本・資格本では、資格取得のための本を紹介しています。
本記事は以上になります。
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